3級整備士には4つの資格があり、それぞれの資格に対して募集を行っている会社も少なくありません。例えば、3級自動車ガソリンエンジン整備士と3級自動車ディーゼルエンジン整備士は、エンジンの形式で異なる資格です。ガソリンエンジンの場合は、対象となるのがガソリンエンジン車で整備・点検・タイヤ・オイル交換を行うことができます。ディーゼルエンジンの場合は、対象となるのがディーゼルエンジン車で、ガソリンエンジンと同じく整備・点検・タイヤ・オイル交換を行えます。
最近はディーゼル車の需要が減っていますが、トラックなどの大型車はディーゼルエンジンになるので、トラックの整備や点検修理などを行っている会社の募集で3級整備士の資格が記載してある場合は、このような資格を持つ人が応募できるわけです。3級二輪自動車整備士はオートバイ、3級自動車シャシ整備士はエンジンとボディを除いた部分のシャーシ部分の修理などを行う資格です。3級整備士の4つの資格を持つことで様々な募集に応募できます。なお、この資格は種類によりガソリンやディーゼルなどのように車種が限定されますが、基本的にオイル交換やタイヤ交換など基本的な業務を行うことができるのでガソリンスタンドやカーショップの整備部門などの募集で適用されます。
ガソリンスタンドには、オイルやタイヤなどの交換サービスがありまし、カー用品を販売しているお店なども購入したタイヤを装着するための業務もあります。